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【ebay輸出】関税クレームトラブルを回避する方法【例文付き】

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こんにちは。 KAMEIです。 私は2015年から物販ネットビジネスを始めました。 最初は国内転売からスタートし 翌年の2016年から脱サラし、イーベイ輸出を始めました。 今はイーベイ輸出をメインにしています。 かなりマイペースな私ですがそんな私でもしっかり結果を出してこれた ノウハウやマインドを皆様にお伝えできればと思っています。

こんにちは!カメイです。

 

この記事では関税についてとそのトラブル解決についてお伝えします。

 

  • 関税って何?
  • 関税でクレームになったらどうするの?
  • アンダーバリューってなに?

 

という悩みをお持ちの方も多いと思います。

 

結論から言いましょう、ebayではポリシーで、関税その他の税金を払うのは購入者の義務と決められています。

 

この記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。

 

メリット
  • 関税のクレームの対応方法を知ることができる
  • アンダーバリューについて知ることができる

 

今回はebay輸出を専業にしており売上を右肩上がりにあげてきた僕が、関税についてとそのトラブル解決について徹底解説していきます。

 

ぜひ最後まで読み込んで即実行してみてくださいね!

関税とは??

海外から輸入する商品に、輸入する側の国が輸入するモノにかける税金のことです。「海外から買った商品には税金掛けますよ」という事ですね。

 

今結構ニュースで騒がれてるやつですね。TPPとかトランプさんが中国に対していってるやつとかです。関税は安い輸入品に押されて、国産が売れなくなることを防止するために設けられています。関税の目的としては自国の製品や産業を守ることです。

 

関税ってだれが払うの??

 

結論から言います。ebay輸出の場合は輸入する側の、購入者が支払います。関税は基本的に 輸入者が輸入国(自国)に対して支払うものです。

 

そしてebayではポリシーで、関税その他の税金を払うのは購入者の義務と決められています。

 

しかしここに対してクレームを上げてくるバイヤーもいます…世界は広いですね…

関税が必要になる申告価格

 

関税がかかってくる価格は申告価格(発送ラベルに記載された商品価格)を超えた場合に発生するのですが、国によってだいぶ異なってきます。下記の申告価格以上だと関税が必要になります。

 

北米
アメリカ   800$ カナダ    15$ メキシコ   117$

南米
ブラジル   50$
アルゼンチン 50$
ボリビア  100$
ウルグアイ  200$
チリ     30$
ベネズエラ  100$
コロンビア  200$
エクアドル  400$
ペルー    200$
パラグライ  0$

ヨーロッパ
23か国    24$

オセアニア
オーストラリア  680$
ニュージーランド 633$

アジア
中国      7$
韓国      150$
台湾      65$
インド     14$
インドネシア  75$
イラン     50$
イスラエル   75$
サウジアラビア 267$
シンガポール  291$
タイ      49$
フィリピン   194$

 

全部暗記する必要はないのです、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国、メインの取引相手であるこの辺だけ抑えておけば問題ないでしょう。

関税に対してのクレーム

 

それではどのようなクレームが上がってくるのかを見てみましょう!

関税に対してのクレーム実例

 

バイヤー『 商品届いたけど、余分に料金〇〇支払ったけどどうしてくれるんやーー??』

 

時々いますがこれは関税は購入者負担になりますと、一刀両断してあげましょう。

 

仮にもしこの件でネガティブのフィードバックをもらったとしても、ebayに申請すれば削除してくれます。

 

関税に対してのクレーム実例2

 

バイヤー『 商品購入したいけど料金記載を$30にしてくれませんか?($400の商品)』

 

商品代金に対して関税がかかるので、その部分を押さえたい、という心情ですね。

 

結構極端に低く明記してほしいと言ってくるバイヤーが多いです。特に僕の場合、南米は関税が高いようなのでけっこう南米バイヤーからメールきます。

 

この対策としては、商品によります。

 

例えばeパケットで発送するときに補償は6000円まで付きますが、$120の商品がなくなった或いは補償の対象となった時に、6000円までしか補償が下りません。

 

つまり商品代金の記載が6000円でも問題ないかな、という考え方もできます。

 

逆にしっかり保険をかけて発送したい商品を$20で記載してくれと言われても、何かあった時に補償が$20ではリスクでしかないので、やめておいた方が良いでしょう。

 

ただ、できませんと完全につっぱるのではなく可能な限りで安く記載します、とこちらも誠意を匂わせることで、バイヤーに良い印象を持たせることもできます。

 

関税トラブル対策

関税のトラブル対策について解説していきます。

 

商品説明に明記してする

 

まずは商品説明に関税に関して明記しておきましょう。商品説明に明記することで未然にクレームを防ぐことができますし、たとえクレームが起きたとしても『商品説明に明記してあります』

 

とバイヤーに受け答えすることができます。

International Buyers – Please Note:

Import duties, taxes and charges are not included in the item price or shipping charges.

These charges are the buyer’s responsibility.

Please check with your country’s customs office to determine what these additional costs will be prior to bidding/buying.

海外よりご購入の皆様へ

輸入税・関税等はアイテムの価格や送料には含まれておりません。これらの支払義務はバイヤーにあります。

これら追加の金額が幾らになるかは、入札もしくはご購入前に御自分の国の税関でご確認下さい。

こんな感じですね。この部分をコピペして相手にメールすれば納得してくれるでしょう。

発送前に関税についてメールする

 

また高額の商品を購入してもらった場合、バイヤーに高額な関税負担がかかることが予想されます。そういった場合にはバイヤーに発送前に事前にメールをしておきましょう。

 

Thank you for your purchase.

With regard to customs duties, as stated on the product description page, the buyer is responsible for any duties that are incurred.
You will need to check with your country’s customs office to find out how much it will cost you, as it may vary from country to country and item to item.

Please be sure to respond to this message.
We will prepare to ship the item as soon as it is confirmed.

ご購入ありがとうございます。

関税に関して、商品説明ページに明記してあるように、関税の負担に関してはバイヤーの負担になります。
負担の金額に関しては国によって、商品によって異なりますのであなたの国の税関などに確認する必要があります。

このメッセージをご確認いただけたら必ず返事を下さい。
確認次第発送準備に取り掛かります。

 

バイヤーからしてみれば少しでもこの関税を支払いたない、と思う人が多いです。気持ちはわかりますけどねー。そこでバイヤーが良く言ってくるのがアンダーバリューです。

 

アンダーバリューとは?どう対応するべきか?

アンダーバリューは実際の販売価格より安い価格、という意味になります。どういうことかというと、ヨーロッパなどはVAT(付加価値税)が20%と異常に高く、

 

購入するバイヤーとしてみたら1000円で買ったら1200円取られることになります。とくに南米は関税がめっちゃっ高いようです。

 

こういった背景から『商品の価格を安い値段で書いてくれないか?』って言ってくるバイヤーがいるわけです。

 

この対応についてですが、アンダーバリューは断る、これが正しい対応です。なぜかというと法律で定められてるからです。

 

以下税関のHPより抜粋です。

関税ほ脱犯

偽りその他不正の行為により関税を免れる行為等(関税法第110条)
【10年以下の懲役若しくは1,000万円(*)以下の罰金又は併科】
* 罰金の調整規定=ほ脱額等の10倍まで
未遂も同罪(予備は5年・500万円)

 

これは輸出した側も共犯者扱いされるケースが考えられます、ビジネスはきちんと規則を守って行いましょう。断るときの例文は下記のような感じでいいと思います。

申し訳ございません、販売価格より低い価格を記載することはできません。

なぜなら、それは国際法とeBayの規則に違反しているからです。

ご理解をお願いします。

I’m sorry, but we can’t list prices lower than the selling price.

Because it violates international law and eBay rules.

Thank you for your understanding.

アンダーバリューのデメリット

 

ebay輸出で使うEMS(国際郵便)などの発送方法には補償が付いていますが、この補償される金額というのはインボイスに記載されている金額になります。

 

どういうことかというと、例えば20万円の商品を発送するとします。インボイスに商品価格が20万円と記載されていれば、未着や破損があった場合、20万円の補償を受けることができますが、

 

これがアンダーバリューをバイヤーから受けて5万円と記載して同じ20万円の商品を発送して、未着や破損があった場合、5万円分しか補償を受けることができません。

 

この補償のリスクを負ってまでバイヤーのお願いを受ける必要があるのか?という事になりますよね?

 

『以前購入したバイヤーは受けてくれたのに、なんで受けてくれないんだ?』と荒ぶるバイヤーもいますが、規則は規則ですからね、丁重にお断りしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?今回の内容をまとめてみましょう!

  • ebayではポリシーで関税は購入者の負担と決められている
  • 関税の件でネガティブのフィードバックをもらったとしても、ebayに申請すれば削除してくれる。
  • 例文を使って毅然とした対応をしよう
  • アンダーバリューはちゃんと断りましょう

 

バイヤーもゴネればいけるんじゃないか、みたいなニュアンスでメールしてくるケースがあります、やはり初心者のセラーが言われる傾向が多いです。

 

僕も最初のほうは英語でガンガン文句を言われると、とても焦りました…こういった情報を持っているのといないのでは対応の仕方も、そしてなにより精神的にも余裕が出ますので是非役に立ててください。

 

他のクレームに関してもまとめてあります、ぜひ確認してみてください。

 

 

ebay輸出の関税についてとそのトラブル解決などがすべてが詰まったebay解体新書を無料でプレゼント中です。

 

是非使用して利益に繋げてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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こんにちは。 KAMEIです。 私は2015年から物販ネットビジネスを始めました。 最初は国内転売からスタートし 翌年の2016年から脱サラし、イーベイ輸出を始めました。 今はイーベイ輸出をメインにしています。 かなりマイペースな私ですがそんな私でもしっかり結果を出してこれた ノウハウやマインドを皆様にお伝えできればと思っています。

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