【eBay輸出】ドイツ梱包法の対応とLUCID IDの登録方法を徹底解説します
こんにちは!カメイです。
この記事では2022年7月1日より開始される、ドイツ梱包法で必要となるLUCID IDの登録方法を解説していきます。
- ドイツ梱包法って何?
- LUCID IDって絶対必要なの?
- もうドイツに発送できないの?
このように思われる方も多いと思います。結論から言いましょう!少し手間かもしれませんが、ドイツはよく売れる販売先の国の1つです。しっかり対応しておきましょう!
今回はeBay輸出を専業にしており売上を右肩上がりにあげてきた僕が、ドイツ梱包法で必要となるLUCID IDの登録方法を、徹底解説していきます。
ぜひ最後まで読み込んで即実行してみてくださいね!
ブログでは書き切れないeBay輸出の速報や稼げるお得な情報を、Lineで詳しく配信しています。またLineではeBay輸出の初期設定からノウハウ、利益を上げるテクニックなど70本以上を収録した教材『eBay解体新書』を無料でプレゼント中です。是非登録してプレゼントを受け取ってください!
目次
ドイツ梱包法とは?
まずはこのドイツ梱包法で求められているのが、オンライン上の販売業者として商品をドイツに商品を発送する場合、使用した包装材の「総重量」および使用した素材のタイプをLUCIDへの事前登録をしておかなくてはいけません。
ドイツ梱包法の改正により、ドイツ市場で販売を継続するためには、オンライン販売業者が同国のLUCID包装登録が必須となります。
発送会社によっては梱包法への対応は特に何もしなくて良い、との意見もありますが、販売事業者としてのセラーは登録する責任があると考えておきましょう。
また対応しなくてはいけないセラーはeBay輸出に取り組んでいる、Businessアカウントセラーになります。Individual(個人)セラーは対応する必要ありません。
ちなみにアカウントタイプの確認は、My eBay > Account >Personal information から確認することができます。
自分のアカウントタイプが確認できたら、対象の方は登録手順に進んでいきましょう。
ドイツ梱包法の対応
それでは具体的にどのような対応をすればよいか?ですが以下の順番で対応をしていきます。
- LUCIDアカウントの登録(無料)
- ドイツリサイクル業者契約(有料)
- LUCIDとリサイクルライセンスの連携(無料)
- eBayアカウントにLUCID ID登録(無料)
ドイツのリサイクル業者との契約は有料ですが、年間最低6ユーロから登録できますのでそこまで大きな金額ではないですので、ご安心ください。順番に解説していきます。
LUCIDアカウントの登録
まずはLUCIDの公式サイトにアクセスをして、アカウント登録をしていきましょう!
LUCIDのサイトを開いていただき、「Launch registration process」をクリックします。
次に各種情報を入力していきます。
①名前・会社名 — 個人なら屋号やストア名、法人は会社名
②言語 — English
③敬称 — 男性はMr.で女性はMs.
④学位 — 入力不要
⑤名前
⑥名字
⑦アドレス — ログインIDとして使用するメールアドレス
⑧アドレス確認 — 上記のアドレスを再入力
⑨パスワード — ログインパスワード(パスワードは大文字・小文字・記号がすべて⼊っている必要があります)
⑩パスワード確認 — 上記パスワードを再入力
すべて入力出来たら、ロボットではありませんにチェックを入れ、画面右下の「Create login」に進みます。
「Thank you very much!」のメッセージが表示されたら正常に登録ができていますので、先ほど登録したメールアドレス宛に認証メールが送られているので、リンクをクリックして認証を済ませましょう。
こちらの認証は24時間以内に行わないと無効になってしまうので、必ず忘れないようにしてください!リンク先のページから「Login」に進んでいきましょう。
- 国 — Japan
- 郵便番号
- 市・町
- 番地
- 住居番号 — 入力不要
- その他の住所 — 番地に書ききれない住所を入力
- 国際電話番号 — 日本は「+81」
- 市外局番 — 0を抜いた番号。携帯番号は「90」「80」
- 市外局番以降の番号
- 納税者番号タイプ — Otherを選択
- 納税者番号 — 法人は法人番号。個人は確定申告書の整理番号
- 国民の識別番号タイプ — Otherを選択
- 国民の識別番号 — 登録者のマイナンバー
- 発行機関 — 国税庁を意味する「National Tax Agency of Japan」と入力
- 国⺠識別番号の名称 — 「My Number」と入力
- 敬称(入力任意)
- 学位(入力任意)
- 下の名前(入力任意)
- 名字(入力任意)
- メールアドレス(入力任意) — 登録時と違うメールアドレス
- メールアドレス再確認(入力任意)
Recovery contact(s)は代理連絡先として登録する部分ですので、特に必要なければ入力はしなくてOKです。
個人で確定申告書の整理番号がない方は、運転免許証などのナンバーで仮登録もしてもLUCID IDの発行は可能です。情報は後から修正もできるので、整理番号が発行された段階で情報を更新していきましょう。
ここでは会社の活動内容を入力する項目ですがなにも入力せずにスルーしてしまって大丈夫です。
次に販売先を選択します。ここは通信販売業者を示す上から2番目の「Mail order business」を選択しましょう。全て入力したら「Next」をクリックして次に進みます。
次のページでは発送する際のパッケージの種類を選択し、当てはまるものにチェックをいれます。各種類が絵で表示されているので自分が送る梱包を選択していきましょう!
ほとんどのセラーは一番上のものが当てはまると思います。僕も一番上のものだけを選択して登録しました。選択後は「Next」をクリックして次に進みましょう。
続いてこちらの画面から、配送ラベルを表示する荷主名を「Add brand Name」で追加します。登録は複数できるので、会社名・氏名・eBayストア名など、思いあたるものを全て記入し、表示される「Save」ボタンをクリックしていきましょう。
情報に問題がなければStatementsのチェックボックスに全てチェックを入れて「Submit」に進みます。ここまでの流れでLUCIDアカウントの登録が完了しました。
ダッシュボードから、「DE〜」から始まる自分のLUCIDナンバーが発行されたことが確認できます。こちらのナンバーは後ほど必要になります。
次はドイツのリサイクル業者との契約になります。あとちょっと!頑張りましょう。
ドイツのリサイクル業者と契約
次にドイツのリサイクル業者と契約して、LUCIDにライセンス情報を連携させる必要があります。ここまで完了して梱包法に対応できた、という事になります。
eBayが推奨している業者は『Lizenzero』というリサイクル会社ですが、最低年間39ユーロかかるようです。リサイクル会社は自由に自分で選択することができます。
業者はたくさんありますが、「activate by Reclay」という業者は最低年間6ユーロからとなっていて、一番安いです。この業者と契約するのが良いかと思います。
「activate by Reclay」にアクセスしてみましょう。「License Calculator」というオレンジのボタンをクリックして進んでいきます。
年度単位のライセンス契約画面が出ますので、利用を開始する年度を選択します。
次の画面で1年間を通してドイツ宛の発送で利用するであろう、パッケージの想定使用量を資材ごと入力していきます。
例えば月に100gの段ボールを10個発送するのであれば、100g×10個=1kg 1kg×12=12kg 「Paper,carton,cardboard」の項目に12㎏と入力します。
ダンボールだけでなく、テープやプチプチも含めて入力します。深く考えすぎず、『まーこれくらいかな!』くらいのニュアンスで計算していきましょう。
ちなみに、プチプチはプラスチックに入力すればOKです。Fedexの緩衝材入りパックなんかはここに該当しますね。
すぐ下にクーポンコードを入力するところがあります。クーポンコードはここから取得できますので是非使っていきましょう。
全て入力したら下へスクロールをして「Next」をクリックします。
続いて支払い情報を入力していきます。
- 会社名 — 法人名。個人は屋号・個人名・ストア名のいずれか
- 敬称
- 名
- 性
- 国
- 市区町村
- 郵便番号
- 番地
- 業種 — 入力不要
- メールアドレス
- 上記のアドレスを再入力
- 電話番号 — 「+81」はつけてもつけなくてもいい
- 納税者番号 — 確定申告の整理番号。法人は法人番号でも可能
- LUCID 登録番号 — 登録済みの「DE〜」からはじまるLUCID IDを入力
- パスワード
- 上記のパスワード再入力
同意項目の3つにチェックを入れ、「Next」をクリックして次に進みます。決済手段を選んで決済が完了すれば、リサイクル業者のライセンス登録は完了です!
LUCIDとリサイクルライセンスの連携
ここまでくればもう一息です。LUCIDアカウントにライセンスを連携させていきます。LUCIDアカウントにログインしましょう。
Data reportの項目から「Edit」をクリックして先に進みます。Producer data reportにある「Initial planned volume report」の「Start」をクリックします。
Reporting period⇒開始から1年後の期間を選択する。
- リサイクル会社の企業名 — activateでライセンス登録している場合は「Reclay」を選択
- 資材ボリューム — ライセンス登録した際の使用量と同じ値を資材ごと入力(スクロールバーを横にスライドすると資材の種類が選べます)
入力が終わったら右下の「Review」で内容を確認し、「Save」で保存をします。
続いてProducer data reportの画面に戻ったら「Intra-year volume report」の「Start」に進みます。
「Intra-year volume report」で⼊⼒する資材ボリュームは先ほどの「Initial planned volume report」のボリュームと全く同じ内容を入力していきましょう。
- 報告期間 — 上 : 開始する⽉ から 下 : 同年12⽉
- リサイクル会社の企業名 — activateでライセンス登録している場合は「Reclay」です
- 資材ボリューム — ライセンス登録した際の使用量と同じ値を資材ごと入力(スクロールバーを横にスライドすると資材の種類が選べます)
これが完了したら、LUCIDとリサイクルライセンスの連携は完了になります!あとはLUCID IDを登録するだけです!
eBayアカウントにLUCID ID登録する
最後にeBayアカウントにLUCID IDを登録します。My eBayからBussines infor にログインします。
「Lucid ID」という項目がありますので、ここに「DE」から始まる番号を入力すれば完了です。お疲れ様でした!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の内容をまとめてみましょう。
- 対応はBusinessアカウントセラーのみ。Individual(個人)セラーは対応する必要なし。
- Lucid内の情報はあとからでも修正できる
- ドイツリサイクル業者は「activate by Reclay」が安い
ドイツ梱包法についてはまだまだ不確定な要素もありますが、更新された情報が入手されたらこちらの記事を更新しますし、LineやTwitter、メルマガで随時配信していきます。
ドイツは販売先の国としてよく売れる国ですが、もし対応がめんどくさければ発送除外国に設定するのもありかなと思います。
ebay輸出のドイツ梱包法で必要となるLUCID IDの登録方法などがすべてが詰まったebay解体新書を無料でプレゼント中です。
是非使用して利益に繋げてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。