【ebay輸出】送料設定Shipping policyの設定方法を初心者向けに解説

こんにちは、カメイです。
ebayでの設定の中でおそらく一番ややこしくわかりにくいのが送料の設定 Shipping policy(シッピングポリシー)です。
この記事ではebay輸出の送料設定 Shipping policy(シッピングポリシー)を初心者の方向けに解説していきます。
送料設定は出品ページのCreate shipping policyから作成することができます。
Policy nameのところは自分で分かりやすい名前を付けます。何でも構いません、例えば 発送001とかshipping 01とかでも大丈夫です。
目次
ebay送料設定 Shipping policy(シッピングポリシー)とは?
Shipping Policy(シッピングポリシー)とは出品の際に設定された発送方法のことでこの機能を利用することで、一度使用した発送方法を別の出品で再利用することができます。
また、このShipping Policy(シッピングポリシー)と合わせてPayment PolicyやReturn Policyなどのポリシーをまとめた総称をBusiness Policy(ビジネスポリシー)と呼びます。
まずはBusiness policies(ビジネスポリシー)とは、出品の際に支払い、発送、返品の3つの設定をそれぞれどうするかというのをパターン化して保存しておけるものです。
それでは送料の設定を見ていきましょう。
Shipping Policy(シッピングポリシー)アメリカへの送料設定
まずはアメリカに送った場合の送料設定である、Domestic Shippingの設定から解説していきます。
まずは、一番上の部分でプルダウンメニューから「Flat: same cost to all buyers」を選択します。全て(アメリカ)の購入者への送料は同一にするという意味になります。
日本人セラーはアメリカ国外からの発送になるため「~Shipping from outside US」の発送方法を選択します。
アメリカ向けの場合、発送方法には以下の3つのタイプがあります。
- Economy Shipping : 小型包装物 書留付 SAL便 または eパケットライト(遅い)
- Standard Shipping : eパケット(普通)
- Expedited Shipping : EMS(早い)
上の画像のように、Economy Shipping from outside US (11 to 23 business days)これを選択します。
アメリカ国外からのエコノミーシッピングです、カッコ内の、11 to 23 business days は到着日数になります。
送料無料にしたい場合は、「Free shipping」にチェックを入れましょう。ebayでは送料無料(Free Shipping)を推奨しています。送料無料(Free Shipping)にすることでSEOが上がります。
「Offer additional service」をクリックして、入力欄を増やしましょう。
例えば、Standard Shippingなら$8Expedited Shippingなら$20というように無料発送と有料での発送をバイヤーが選択できるようにします。
Shipping Policy(シッピングポリシー)アメリカ以外の国への送料設定
International shippingはアメリカ以外の全ての国への発送設定になります。「Offer additional service」をクリックして、入力欄を増やすことで5つまで設定できます。
まずは、一番上の部分でプルダウンメニューから「Flat: same cost to all buyers」を選択します。
「Offer additional service」から5つしか設定できないので組み合わせをよく考えなくてはなりません。
その下のShip toのの項目に関してですが、「Worldwide」は全世界で料金を同一にする場合に選択します。「Choose custom location」を選択すると、料金を国別に設定することができます。
Economy Shippingは送料無料と設定したいので、送料の欄はそのまま$0.00にしておきます。5つの設定としては
- Economy Shipping : 小型包装物 書留付 SAL便 または eパケットライト(遅い)
- Standard Shipping : eパケット(普通)
- Expedited Shipping : EMS(早い)を地域別に3つ設定するのがお勧めです。
Expedited International shipping EMS発送に関しては地域によって配送料が異なりますのでその差額に応じての設定が必要です。
また動画では設定する3つを、アジア、北中米、ヨーロッパと分けていますがもし南米に発送したい場合は
・アジア、北中米(アジアの人には少し負担増になりますが、こちらが赤字にならないのように設定するのが一番大事です)
・ヨーロッパ
・南米(料金が高いのでそれに応じた設定をしましょう)
という3つに設定するのも良いかと思います。
ハンドリングタイム(商品が売れてから販売するまでの期間)に関しては無在庫に関しては5日(フリマ仕入れなど時間がかかりそうなものは10日)、予約商品に関しては30日の設定にしておきましょう。
また発送除外国に関してはこちらの記事を確認してみてください。
送料設定をShipping rate tablesを使ってさらに細かく設定する方法
『Shipping rate tables』を使えばさらに細かく地域別、もしくは国単位で送料の設定ができます。発送除外国の設定の下にある『Apply international shipping rate table』のボックスにチェックを入れます。
ここにチェックを入れると『Shipping rate table』で設定した内容が優先されるようになります。まずは『Create rate tables』をクリックして設定をしていきましょう。
Table Nameは自由につけることができます。自分の分かりやすい名称を付けましょう。
プラスマークをクリックすると各地域の一覧が出てきます。また国別にも選択が可能です。
例えば画像のように『Middle East』の地域だけ、もしくはこの中のアラブ首長国連邦だけスタンダードシッピングだったら○○$、のような設定が可能です。
『International shipping』で設定しきれない細かい設定を『Shipping rate tables』で設定してみましょう!
おすすめの送料設定
上記までの流れを重量別に分けて設定していくのがおすすめです。国際送料は重量によって例えば、
- 1-500gまで
- 501-1000gまで
- 1001-2000gまで
- 2001g-3000gまで
このような形で分けて設定していくとバイヤーに対しての重量の請求をより細かく設定することができます。料金表を見ながら設定していきましょう。
100g単位で送料設定を作っていくと膨大な数のシッピングポリシーを作ることになってしまいますので、僕は2000gまでは500g単位で作っています。
せっかくいい商品が売れたのに送料で大幅に利益が削られてしまう、なんてことを未然に防ぐことができます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の内容をまとめてみましょう!
- 送料設定はアメリカとアメリカ以外の国への設定に分けて設定する
- 送料無料(Free Shipping)にすることでSEOが上がる
- International shippingの設定は5つまで作ることができる
- Shipping rate tablesを使えばさらに細分化して送料設定ができる
- 送料設定は重量別に分けて設定していこう
送料の設定はルールがほぼありませんので自由に設定することができます。シンプルに簡単な設定にしてみて少しずつ自分でアレンジを加えていくのが良いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。