【eBay輸出】ビジネスポリシーの設定方法を初心者の方向けに解説

こんにちはカメイです!
この記事ではビジネスポリシー(支払・返品・送料)の設定方法を解説していきます。
- ビジネスポリシーって何?
- 設定のやり方がわからない
という悩みをお持ちの方も多いと思います。結論から言いましょう、ビジネスポリシーは1回作ってしまえばあとは選択するだけなので頑張って設定しましょう!
この記事をご覧いただくことで下記のメリットがあります。
- ビジネスポリシーについて知ることができる
- ビジネスポリシーの具体的な設定方法を知ることができる
- ビジネスポリシーのおすすめの設定を知ることができる
今回はebay輸出を専業にしており売上を右肩上がりにあげてきた僕が、ビジネスポリシー(支払・返品・送料)の設定方法を徹底解説していきます。
ぜひ最後まで読み込んで即実行してみてくださいね!
目次
ビジネスポリシーとは?
ebayのビジネスポリシー(Business policies)とは、出品に際して「支払、返品、送料」などのルール設定です。
ヤフオクやメルカリで出品されたことがある方は出品するときに、支払い方法や発送方法を選択する画面を見たことがあるのではないでしょうか?
ebayでは一番最初に発送方法や支払い方法を作っておいて、出品ごとに作った方法の中から選択するような感じです。1回作ってしまえばあとは選択するだけなので楽になります。
またビジネスポリシーは複数作ることができるので商品にあった形の方法を選択することができます。
例えば海外の発送は重さによって価格が変わってきます。その場合に
- 500gまで
- 1000gまで
- 1500gまで
みたいな感じでビジネスポリシーを作っておいて、出品の時に商品に合わせてポリシーを選択することができるので、毎回出品の度に送料の設定をしなくても大丈夫ということです。
ビジネスポリシーを使えるようにする方法
まず、こちらのebayビジネスポリシーをクリックしてください。
すると文章が出てきますので、下の方にスクロールしていくと「opt in」という表示があります。ここをクリックしましょう。
左下の「Try now」をクリックします。
これで準備は完了です!次にビジネスポリシーの設定方法を見ていきましょう。
ビジネスポリシーの設定方法
ビジネスポリシーには、3つ種類があります。
- eBayビジネスポリシー 支払(Payment)
- eBayビジネスポリシー 返品(Return)
- eBayビジネスポリシー 送料(Shipping)
支払、返品、送料という3種類のビジネスポリシーがあります。順番に解説していきます。
ビジネスポリシー支払(Payment)の設定
まずebayビジネスポリシーの支払(Payment)を設定していきます。とっても簡単です。「Create Policy」から「Paymentを」クリックします。
「Policy name」 のところに任意の文字を打ち込みます。こだわりなど無い場合は「PayPal」とかでも大丈夫です。日本語でもOKです。
「PayPal」にチェックを入れて、「Your Paypal account email address」という欄に自分のPayPalメールアドレスを入力。最後に「Save」をクリックして設定完了です。
1つポイントがあって「Require Immediate paymet」に即決形式の場合チェックを入れます。ほとんどの場合はこれで大丈夫なのですが、オークション形式でも出品する場合はPaymentポリシーを2種類作る必要があります。
「Require Immediate paymet」にチェックを入れないとオークション形式の設定になりますので、チェックが入っている(即決形式)支払(Payment)ポリシーと、チェックが入っていない(オークション形式)支払(Payment)ポリシー2種類作るということですね。
即決用とオークション形式用の支払(Payment)ポリシーの区別は「Policy name」のところで区別すると便利です。
ビジネスポリシー返品(Return)設定
次にビジネスポリシーの返品設定(Return Policy)を設定していきます。ここでは、商品の到着後に何日まで返品を受けつけるのかということと、返品の際の返送費用はだれが負担するのかということについてを設定していきます。
返品に関してのルールは下記の5つのパターンの中から選択します。
- 返品不可
- 商品到着後30日の返送費バイヤー負担の返品
- 商品到着後30日の送料セラー負担(Free Returns)の返品
- 商品到着後60日の返送費バイヤー負担の返品
- 商品到着後60日の送料セラー負担(Free Returns)の返品
商品のカテゴリによっては、14日以内の返品が選択可能なカテゴリがあります。14日以内の返品が可能なカテゴリは下記の通りです。
- Collectibles & Art
- Cameras & Photo
- Cell Phones & Smart Phones
- Medical, Mobility & Disability Equipment
ebayでは返品の際の送料負担を「バイヤー」に設定しても、結果的にセラーが負担する事が多いです。バイヤーから「送料を支払ってくれ!」と返送費用の請求があった場合には応じるしかないケースがほとんどです。
また、返品の日数もebayでは30日以上を推奨しています。送料セラー負担(Free Returns)に設定するとSEOが上がり検索上位に表示されやすくなります。
僕は基本的に30日か60日の送料セラー負担(Free Returns)の返品に設定しています。
それでは設定していきましょう。「Create Policy」から「Return」をクリックします。
「Policy name」は自分のわかりやすい名前を設定しましょう。
「Domestic returns accepted」はアメリカのバイヤーに対しての設定、「international returns accepted」はアメリカ以外の国のバイヤーに対しての設定になります。
30日か60日の送料セラー負担(Free Returns)の返品に設定して「Save」をクリックして完了です。
次は最後の送料(Shipping)の設定です、あと少しなので頑張りましょう!
ビジネスポリシー送料(Shipping)設定
ebayで海外に発送する場合は基本的に日本郵便の発送方法を利用します。主に使うのは
- EMS
- 国際eパケット
- 国際eパケットライト
- 小型包装物SAL便
になります。それぞれの特徴についてはこちらでまとめてあります。
ebayの発送方法は下記の3種類です。
- エコノミーシッピング(economy shipping)
- スタンダードシッピング(standard shipping)
- エクスペディテッドシッピング(expedited shipping)
区分をまとめると
- Economy Shipping : 小型包装物 書留付 SAL便 または eパケットライト
- Standard Shipping : eパケット(普通)
- Expedited Shipping : EMS(早い)
のように考えてもらえれば大丈夫です。これを頭に入れて設定していきましょう。「Create policy」で「Shipping」を選択していきます。
アメリカへの送料設定
ここでは2kg以下の送料の設定をしていきます。まずは設定してみましょう!あとから細かく細分化した設定にすることも可能なので、まずは内容を把握しましょう。
- 「Policy name」はわかりやすい名前でOKです。
- 「Domestic shipping」とはアメリカ向けの送料設定
- 「Economy Shipping from outside US」を選択、「Cost」の横の「Free shipping」のチェックを入れる
- 「Offer additional」「 sarvice」をクリックして送料設定を追加
- 「Standard Shipping from outside US」を選択、「Cost」に送料を入力
- 「Each additional」とは2個目以降購入した時の追加送料
- 「Expedited Shipping from outside US」を選択、「Cost」を$15.00に設定
- 「Handling time」(発送までの日数)は無在庫であれば10日か5日を設定
アメリカ以外の国への送料設定
続いてアメリカ以外の国への送料設定です。あと一息ですー。基本的に設定の仕方は一緒ですが、設定できる送料は最大で5つまでとなっています。
僕はこんな感じで設定しています。
- エコノミーシッピング(economy shipping)
- スタンダードシッピング(standard shipping)
- エクスペディテッドシッピング(expedited shipping)を地域ごとに3つ設定
今回の例では南米とアフリカへの発送はしないという前提で解説します。
エコノミーシッピングとスタンダードシッピングは全ての地帯で同じ送料で設定しました。
エクスペディテッドシッピング(expedited shipping)をなぜ地域ごとに3つ設定するかというと、EMSは地帯によって送料差額が大きくなるので3つに分けました。
料金表を見ながら送料の設定をしていきましょう!
日本郵便のHPから確認することができます。国際送料はこちら
また、『Shipping rate tables』を使えばさらに細かく地域別、もしくは国単位で送料の設定ができます。こちらの記事も確認してみてください。
発送除外国の設定方法
ebayは世界中のバイヤーから購入されますが、購入後発送をしても未着トラブルが多い国や地域があります。そういう国や地域を発送除外国に設定することもできます。
APO/FPOやアフリカは発送除外国に設定したほうが良いです。発送除外国についてはこちらでまとめてあります。
画面の下、「Exclude Shipping locations」→「Create exclusion list」から設定します。
除外したい国にチェックを入れて最後に「Apply」をクリックすれば設定完了です。

以上で設定完了になります、お疲れ様でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の内容をまとめてみましょう!
- ビジネスポリシー(Business policies)とは、出品に際して「支払、返品、送料」などのルール設定
- 1回作ってしまえばあとは選択するだけなので楽になる
- 支払(Payment)について、オークション形式でも出品する場合はPaymentポリシーを2種類作る必要がある。
- 返品設定(Return Policy)は基本的に30日か60日の送料セラー負担(Free Returns)で設定しよう。SEOも上がる。
- 送料(Shipping)はFree shipping(送料無料)設定にすることによってSEOも上がる
今回はビジネスポリシーの設定方法を解説していきました。特に送料の設定に関しては慣れてきたら重量に合わせていくつかパターンを作ると便利です。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。